[ 23.7点(最高26-19最低) 曲:7.6 映像:8.1 構成:7.3 作品観:4.00 ]
レ ー ル ガ ン
2位 とある科学の超電磁砲
[ 23.4点(最高27-19最低) 曲:8.1 映像:8.1 構成:6.9 作品観:2.50 ]
3位 化物語 まよいマイマイ
[ 23.0点(最高25-19最低) 曲:6.9 映像:8.0 構成:7.8 作品観:3.20 ]
4位 うみねこのなく頃に
[ 22.7点(最高24-21最低) 曲:7.6 映像:7.8 構成:7.3 作品観:2.80 ]
4位 宙のまにまに
[ 22.7点(最高25-18最低) 曲:7.9 映像:7.3 構成:7.1 作品観:3.00 ]
6位 真マジンガー 衝撃! Z編 on television 第2期
[ 22.4点(最高28-18最低) 曲:7.2 映像:7.8 構成:7.1 作品観:3.75 ]
7位 戦場のヴァルキュリア 第2期
[ 22.3点(最高26-17最低) 曲:7.1 映像:8.2 構成:7.0 作品観:4.00 ]
8位 GA 芸術アートデザインクラス
[ 22.0点(最高26-18最低) 曲:7.2 映像:7.3 構成:7.1 作品観:2.67 ]
9位 ハヤテのごとく!! 第2シーズン 第2期
[ 21.7点(最高24-17最低) 曲:6.4 映像:7.8 構成:7.1 作品観:4.00 ]
10位 アスラクライン2
[ 20.9点(最高25-13最低) 曲:7.3 映像:6.6 構成:6.7 作品観:3.00 ]
※赤色表示は部門の1位です。
※作品観の数値は、S=4 A=3 B=2 C=1で点数付けし、合計値を記載人数で割ったものです(4点満点)
※レビュアーが一人追加となったため、コミックマーケット77にて頒布した冊子版から若干変動しています。
総評
1位、CANAANがゴール。予選1~10位が12点差で犇めいたため、2人のイチオシ獲得は大きかった。選出カットも象徴的ですが、カウントダウンから惹かれたレビュアーが多く、緩急を付けた演出の評価も一際高い。部門1位無しは珍しいものの、P.A. WORKSクオリティを堂々打ち出した。
2位、レールガン。予選1位で抜けるも、本選では一歩届かず。あと一人のイチオシがあれば、ポール・トゥ・ウィンだった惜敗。曲部門で1位を獲り、コメントでは、イントロのカラー反転が入れ食い状態で、イントロから引き込む魅力を存分にみせた。
3位、化物語。斬新な発想に好き嫌いが分かれるかと思いきや、まさにその構成枠で部門賞。「出演:八九寺、以上」のインパクトと、動きの良さが好評で、斬新なだけではない「画が動く」アニメーションの醍醐味が堪能された模様。
4位、うみねことまにまに。うみねこはなにより独創的で、ともするとキワモノになるところを、コーラスと映像のマッチングが好評価に繋がった。異色的な本作が、最低・最高差が最も小さい点は興味深い。
宙のまにまに、クレジットの遊びやシンプルな作風が好評で、良かった探しに終始するも点数は伸びず。全てのレビュアーが「星」のワードを入れている点からも、看板としては大成功だったと言えよう。
6位にマジンガー。ガッチガチのロボアニメOPだが、構成で意見が割れた。最高・最低点差も大きく、JAM Projectの勢いで突き抜けることはできなかった。
7位、ヴァルキュリアは映像部門で1位をとるが総合は7位。やりすぎ・置き去り感も拭えず、ネタバレ要素もプラスには転じなかった。良くも悪くも全ては梅津仕様に拠る…。
8位、GA。これまたバックコーラス系の曲に好感度が高く、可愛い・ほのぼのと声があがる…が、小さいエピソードの切り張りに評価が割れた。
9位、ハヤテのごとく。テンポの良さとドタバタ感は好評ながら、4本目のOPだったのがディスアドバンテージ。前作との比較で損をした感は否めず。
10位、アスラクライン。第1期に続いて本選出場ながら、総合ランクはダウン。斬新な曲構成はそれなりに楽しまれていたが、映像力が伴わなかった点が上げられている。
10本中4本が第2期シリーズとなった2009下半期。本編について言えば、アニメオリジナル作品は皆無という切なさ。クール分割の流行を反映する結果ですが、作品観評価が高いものが多く、本編視聴者には好評な作品が多かった。
追記:
大変に個人的なことですが、今回の対象作品でも共通項が見受けられまして、
実にけしからん豊かさです…。
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