1位 ひだまりスケッチ×365
[ 26.8点 (最高30-21最低) 曲:8.3 映像:8.0 構成:8.9 作品観:3.40 ]
2位 マクロスFrontier 第2期
[ 25.2点 (最高27-21最低) 曲:8.7 映像:8.6 構成:8.0 作品観:3.00 ]
3位 かんなぎ
[ 24.0点 (最高28-20最低) 曲:7.6 映像:8.0 構成:8.1 作品観:2.40 ]
4位 CLANNAD~AFTER STORY~
[ 23.3点 (最高27-18最低) 曲:7.1 映像:9.3 構成:6.9 作品観:3.00 ]
5位 コードギアス反逆のルルーシュ R2 第2期
[ 23.0点 (最高25-14最低) 曲:6.8 映像:8.7 構成:7.2 作品観:3.33 ]
6位 ストライクウィッチーズ
[ 22.9点 (最高27-17最低) 曲:7.6 映像:7.7 構成:7.3 作品観:3.33 ]
7位 ef - a tale of melodies.
[ 22.5点 (最高26-17最低) 曲:7.6 映像:7.7 構成:7.3 作品観:3.00 ]
7位 屍姫 赫
[ 22.5点 (最高26-18最低) 曲:7.7 映像:7.8 構成:7.1 作品観:3.00 ]
9位 ゼロの使い魔~三美姫の輪舞~
[ 22.3点 (最高25-17最低) 曲:7.4 映像:7.4 構成:7.4 作品観:3.25 ]
9位 無限の住人
[ 22.3点 (最高26-19最低) 曲:6.8 映像:8.3 構成:7.2 作品観: - ]
※赤色表示は部門の1位です。
※作品観はS=4 A=3 B=2 C=1にて点数付けして、合計値を記載人数で割った数値です(4点満点)
2008年の冬コミで頒布した冊子版より参加者が増えているため、一部変動している箇所があります。
総評
1位、ひだまりスケッチ×365の末足恐るべし。予選段階ではマクロスFに7点を空けられるも、5名のイチオシ(+15点)を得て差しきる。レビュアーのコメントも、「楽しい」のキーワードに集約され、「良かった探し」に終始する好評ぶり。構成点でも1位を飾り、OPのおもしろさを存分に魅せてくれた。
2位、マクロスFrontier第2期。予選1位ながらイチオシが入らないという寂しさ…(第1期もイチオシなし)。しかし、それでなお2位を守りきった総合力や強し。最低点で23点という抜群の安定感。曲部門でも1位に輝き、歌がテーマの作品として堂々たる看板を打ち立てた。
3位、かんなぎ。ダンスOPは最早当たり前の時代ですか、山寛ブランドはまだまだ健在。80年代の「派手だね」をベースにした構成に、オッサンホイホイされたレビュアーも少なからず、レビュアーの平均年齢の高さが露呈した結果に…。
4位、CLANNAD。京アニの牙城崩れる!2005年スタートのレビューにて、ベスト3落ちは2回目。映像評価9.3点(4人が満点)の驚異的数値を出すも、構成点が伸び悩んだ。第2期に対する期待がハードルを高くしたか。
5位、コードギアスR2第2期。映像部門での高得点、完成度の高さに触れるコメントも多数ありながら、あと一歩足りない点も語られている。作品の奥行きを拡げたキャラの多さが、短い時間で語るOPでは仇となったか。最高-最低差が最も大きかった一作。
6位、ストライクウィッチーズ。曲の明るさがすこぶる好評…ながらも、その曲部門で伸びきれなかった。「パンツじゃないから~」のコンセプトに対して、加点・減点それぞれ真っ二つに分かれる判断w これぞレビューの見どころよ、という批評をご覧じろ。
同着7位。efは毎話変更というレビュアー泣かせっぷり。1話分が評価対象となるが、白黒の色彩が好評。話数に合わせて変動する「連作」を、一つのOPとして扱うか否かも考えさせられた。
屍姫、スタートダッシュの評価が高く、曲と映像の連動感についてもコメントで好評。が、点数には結びつかず、構成点があと一歩。
ゼロの使い魔、全部門が7.4点という珍現象。完成度の高さに評価を得つつ、特徴のなさも出てしまった様子。
無限の住人、映像面の評価は高いものの、曲やコンテに見られる異常性に評価が割れた。良くも悪くも人を惹き付けるというのは、OPとして成功なのだろうが…本編を誰一人見ていないというのも…なんだ、そのアレだ。
編集後記:
下半期は豊作、と感じる人が多かったようです。レビュアーに本選進出リストを送ると、「え、アレが落ちたんすか?」という声が多く、また、冬コミのスペースにおいても同様の声をいただきました。全作品を取り上げることは、作業上の問題からなかなか難しいところですが、web版がそうした作品をすくい上げる場所になればと思います。
それにしても、第2シリーズの作品が6/10と、その比率はかなり高くなっているようですね。クオリティの高い作品は長く続くし、それだけ登場する機会も増えるということでしょうか。1期、2期の比較などもそのうちやれればと思います。
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