赤いウサギ / 枕草子
作詞:愛華
作曲:大谷幸
オープニングスタッフ
絵コンテ:モリヲカヒロシ
演出:モリヲカヒロシ
作画監督:山下喜光
動画検査:井本美穂
原画:小木曽伸吾 中井準 鶴田仁美 岩岡優子
才木康寛 まえはらりえ 岡辰也 柳伸亮
樋口香里 石田智子 渡辺亜彩美 番由紀子
落合瞳 澤崎誠 小谷杏子 石川智美 野口孝行
監督:真下耕一
制作:BEETRAIN
norito
[ 曲:6 映像:7 構成:7 総合:20 ]
映像は凄いね。以上。……いや正直個人的になぜこれがTOP10に来たのかいまだにわからんのですよ。(笑) ドラゴンボールで言えばラストバトルでヤムチャが参戦しちゃいましたぐらいの場違い感。
[ 作品観:- ]
YoGAN
[ 曲:6 映像:10 構成:9 総合:25 ]
性と死、人の織りなす限りないドラマを織り込めた描写のキツイこと。ラストカットが特に象徴的ですが、和のテイストなのに現実感が希薄で、夢の中にいるような、居心地の悪さがなぜか心に残ります。
[ 作品観:- ]
KYOU
[ 曲:7 映像:8 構成:6 総合:21 ]
この作品ではやはり映像に目をみはるものがある。CGを使った作品としては、さすがPRODUCTION I.Gの作品と言うべきか。しかし曲で作品の雰囲気が出ているのかもしれないが、構成のポイントが伸びなかった。
[ 作品観:- ]
斬九
[ 曲:6 映像:8 構成:6 総合:20 ]
ある意味絵の綺麗さは際立ちすぎ。リアルすぎて実写みたい。その絵とどうしても曲と合っていないと感じてしまうので、さほど印象に残らなかった。ちょっともったいない。
[ 作品観:- ]
rizing
[ 曲:8 映像:9 構成:8 総合:25 ]
ひたすら妖しい歌にのせて、キャラクターが動き回る。また別の映像がどんどんと重なりつつめまぐるしく展開する。それは。キャラクターが背負った運命を暗示させ、番組への興味を掻き立てる事に成功している。
[ 作品観:- ]
トール鉄
[ 曲:7 映像:8 構成:7 総合:22 ]
エロティックでグロテスク……殺陣のシーンの動きもさることながら、血しぶきを非常に効果的に使った演出に狂気を感じさせられました。恐ろしくもまたリピートしたくなる作品です。
[ 作品観:- ]
KING
[ 曲:7 映像:8 構成:7 総合:22 ]
椎名林檎っぽい主題歌とバイオレンスとエロスの相性はすごいですな。何か見てはいけないものを見てる気分にさせてくれる危険な香りが心地良し。しかし、ラストカットの高層ビル群は…謎だ。
[ 作品観:- ]
上条あきら
[ 曲:8 映像:9 構成:8 総合:25 ]
怪しげな曲と、映像、演出、動きの良さ、せつなさとかっこよく出来ています。ちょっと斬り合いの映像が多すぎる気もしますが、これから血なまぐさい戦いが幕開けしそうだと思わせる事に成功していると思う。
[ 作品観:- ]
まえちゃん
[ 曲:6 映像:8 構成:7 総合:21 ]
綺麗で世界観をちゃんと表現できてると思うんですが・・・。何というかエフェクトが多くてそれに騙されてる気がしないでもないような・・・。
[ 作品観:- ]
本企画は予選の上位10作品を取り上げる形式です。残念ながら本選から漏れた中にも、語りたいものがあろうというもので、web公開における試みとして、予選落ち作品から各レビュアーがピックアップする傑作選を、お贈りします。
喰霊-零-
斬九
[ 曲:9 映像:8 構成:9 総合:26 ]
本編冒頭のシーンから入ってくるイントロが超格好良いです。一発で虜になりました。サビの盛り上がりも激しく、映像面も迫力あって血沸き肉踊っちゃうほど燃えるOPです。
[ 作品観:A ]
本編見ると唖然とします。
YoGAN
[ 曲:9 映像:9 構成:9 総合:27 ]
アバンタイトルからフェイドインしてくる、この高まり!どこか和風なストリングスと歌詞が引き立てる悲壮感。
テンポアップするサビの勢いに、感情が揺さぶられて止まらないよ。踏切を境界に見立てた、ラストの余韻も素晴らしい。
[ 作品観:S ]
二人の幸せな日々と悲劇の別離が伝わってきます。
機動戦士ガンダムOO セカンドシーズン 第1期
http://zoome.jp/ruai/diary/55/
トール鉄
[ 曲:8 映像:7 構成:8 総合:23 ]
開始早々、1期キャラの出演に興奮しまくり!4機のガンダムを背に佇む刹那がカッコよすぎです!!情報量が多い割に、各キャラクターの背景を感じ取る事が出来、またOP作品としての整合が取れている辺りに構成力の高さを感じます。
[ 作品観:A ]
マリナ様のスカートの中が見えそう…
今日の5の2
トール鉄
[ 曲:10 映像:9 構成:10 総合:29 ]
下校中のふとした瞬間、カットインされる主人公とヒロインの幼い頃の約束……ヤバイ!萌えすぎる!! 自分の小学生時代を思い出させるようなちょっとした演出もアツい!どことなくノスタルジーを感じさせる曲も○
[ 作品観:S ]
やっぱいいよね~幼馴染!!
しゅごキャラ!!どきっ
トール鉄
[ 曲:7 映像:8 構成:7 総合:22 ]
コミカルな映像でキャラクターの相関を一瞬で理解させる手腕はさすが。サビに合わせてついつyeah*2と合いの手をしてしまいます。そして3つ目のOPにしてやっとアミュレットハートのパンツが見えるようになりました!?ボクは満足です。
[ 作品観:A ]
なぎひこ君がカッコいいですよ
とある魔術の禁書目録
norito
[ 曲:8 映像:8 構成:8 総合:24 ]
良くも悪くもJ.CSTAFFフォーマットなOPなんですが、自分は好みのOPでした。インデックスが階段を下りてくるシーンからの盛り上がりとサビの部分が印象深く、川田まみさんのボーカルもGood。
[ 作品観:A ]
でも、姫神がこんなに目立つわけ無い(笑)
YoGAN
[ 曲:8 映像:9 構成:9 総合:26 ]
学園都市での日常が交差する演出や良し。高:魔術師、低:超能力者で住み分けて、階段から下りてくるインデックスが上条と出会う仕掛けも鮮やか。而して一転、サビで彼らの背負った力や運命の「裏」が描かれる構成が、なんと見事か。表裏で昼夜を替える手法も巧いなぁ。画でテーマを語る方のタイプにして、楽曲が抑え目な判断もいいですね。
[ 作品観:A ]
始奏:無表情、終奏:感情豊かなインデックスも象徴的。
とらドラ!
YoGAN
[ 曲:8 映像:8 構成:9 総合:25 ]
タイトルロゴのカメラワークでカッチリ引き込まれましたが、巧い…巧いなぁ。キャラの特性を徹底的に突き詰めたら、こういう映像になるんだろうね。背景抜きで人物だけを描いているのも特徴的ですね。何を伝えたいかシンプルで至極判りやすい。
[ 作品観:A ]
インコちゃんが気になってしまうー。
トール鉄
[ 曲:9 映像:9 構成:8 総合:26 ]
まずはイントロ……歩き方1つでキャラクターの性格を表しちゃうところに思わず笑い。そして、こういうやり方もあるのかと素直に驚き。ヒロイン3人のボーカルによる妙に中毒性の高い曲にも惹きつけれられました。
[ 作品観:A ]
みのりんのオーバーアクションが活きてるよ
ねぎぼうずのあさたろう
YoGAN
[ 曲:10 映像:7 構成:7 総合:24 ]
この歌詞とコーラスを考えた人は天才。ネギを一体どうしたら「ぶりんぶりん」という擬音が出てくるのかw 絵本風でシンプルながら、殺陣と汁の動画も凄い。この衝撃的な楽曲に乗ると一層…凄い。
[ 作品観:- ]
norito
[ 曲:8 映像:7 構成:7 総合:24 ]
サビの破壊力ありすぎだろこれ(笑)ぶりんぶりんパワーでCD購入即決でしたよ。いかにも子供向けの作品ですがとにかくボーカルの力で勢いのある仕上がりになっています。
[ 作品観:- ]
乃木坂春香の秘密
norito
[ 曲:9 映像:8 構成:8 総合:25 ]
ボーカル担当の生天目さんは声優としてはともかく、歌唱力は低い評価だったんですがこの曲で認識を改めざるを得ませんでした。構成もアニメーションならではの技法を生かして高いレベルで完成したOP。
[ 作品観:A ]
人物の特徴を生かした紹介方式が実に良い。
1位 ひだまりスケッチ×365
[ 26.8点 (最高30-21最低) 曲:8.3 映像:8.0 構成:8.9 作品観:3.40 ]
2位 マクロスFrontier 第2期
[ 25.2点 (最高27-21最低) 曲:8.7 映像:8.6 構成:8.0 作品観:3.00 ]
3位 かんなぎ
[ 24.0点 (最高28-20最低) 曲:7.6 映像:8.0 構成:8.1 作品観:2.40 ]
4位 CLANNAD~AFTER STORY~
[ 23.3点 (最高27-18最低) 曲:7.1 映像:9.3 構成:6.9 作品観:3.00 ]
5位 コードギアス反逆のルルーシュ R2 第2期
[ 23.0点 (最高25-14最低) 曲:6.8 映像:8.7 構成:7.2 作品観:3.33 ]
6位 ストライクウィッチーズ
[ 22.9点 (最高27-17最低) 曲:7.6 映像:7.7 構成:7.3 作品観:3.33 ]
7位 ef - a tale of melodies.
[ 22.5点 (最高26-17最低) 曲:7.6 映像:7.7 構成:7.3 作品観:3.00 ]
7位 屍姫 赫
[ 22.5点 (最高26-18最低) 曲:7.7 映像:7.8 構成:7.1 作品観:3.00 ]
9位 ゼロの使い魔~三美姫の輪舞~
[ 22.3点 (最高25-17最低) 曲:7.4 映像:7.4 構成:7.4 作品観:3.25 ]
9位 無限の住人
[ 22.3点 (最高26-19最低) 曲:6.8 映像:8.3 構成:7.2 作品観: - ]
※赤色表示は部門の1位です。
※作品観はS=4 A=3 B=2 C=1にて点数付けして、合計値を記載人数で割った数値です(4点満点)
2008年の冬コミで頒布した冊子版より参加者が増えているため、一部変動している箇所があります。
総評
1位、ひだまりスケッチ×365の末足恐るべし。予選段階ではマクロスFに7点を空けられるも、5名のイチオシ(+15点)を得て差しきる。レビュアーのコメントも、「楽しい」のキーワードに集約され、「良かった探し」に終始する好評ぶり。構成点でも1位を飾り、OPのおもしろさを存分に魅せてくれた。
2位、マクロスFrontier第2期。予選1位ながらイチオシが入らないという寂しさ…(第1期もイチオシなし)。しかし、それでなお2位を守りきった総合力や強し。最低点で23点という抜群の安定感。曲部門でも1位に輝き、歌がテーマの作品として堂々たる看板を打ち立てた。
3位、かんなぎ。ダンスOPは最早当たり前の時代ですか、山寛ブランドはまだまだ健在。80年代の「派手だね」をベースにした構成に、オッサンホイホイされたレビュアーも少なからず、レビュアーの平均年齢の高さが露呈した結果に…。
4位、CLANNAD。京アニの牙城崩れる!2005年スタートのレビューにて、ベスト3落ちは2回目。映像評価9.3点(4人が満点)の驚異的数値を出すも、構成点が伸び悩んだ。第2期に対する期待がハードルを高くしたか。
5位、コードギアスR2第2期。映像部門での高得点、完成度の高さに触れるコメントも多数ありながら、あと一歩足りない点も語られている。作品の奥行きを拡げたキャラの多さが、短い時間で語るOPでは仇となったか。最高-最低差が最も大きかった一作。
6位、ストライクウィッチーズ。曲の明るさがすこぶる好評…ながらも、その曲部門で伸びきれなかった。「パンツじゃないから~」のコンセプトに対して、加点・減点それぞれ真っ二つに分かれる判断w これぞレビューの見どころよ、という批評をご覧じろ。
同着7位。efは毎話変更というレビュアー泣かせっぷり。1話分が評価対象となるが、白黒の色彩が好評。話数に合わせて変動する「連作」を、一つのOPとして扱うか否かも考えさせられた。
屍姫、スタートダッシュの評価が高く、曲と映像の連動感についてもコメントで好評。が、点数には結びつかず、構成点があと一歩。
ゼロの使い魔、全部門が7.4点という珍現象。完成度の高さに評価を得つつ、特徴のなさも出てしまった様子。
無限の住人、映像面の評価は高いものの、曲やコンテに見られる異常性に評価が割れた。良くも悪くも人を惹き付けるというのは、OPとして成功なのだろうが…本編を誰一人見ていないというのも…なんだ、そのアレだ。
編集後記:
下半期は豊作、と感じる人が多かったようです。レビュアーに本選進出リストを送ると、「え、アレが落ちたんすか?」という声が多く、また、冬コミのスペースにおいても同様の声をいただきました。全作品を取り上げることは、作業上の問題からなかなか難しいところですが、web版がそうした作品をすくい上げる場所になればと思います。
それにしても、第2シリーズの作品が6/10と、その比率はかなり高くなっているようですね。クオリティの高い作品は長く続くし、それだけ登場する機会も増えるということでしょうか。1期、2期の比較などもそのうちやれればと思います。
Powered by "Samurai Factory"