「非常に『綺麗』で日本的な美しさを表現している」
ココロの跡 / 小坂りゆ
作詞:小坂りゆ
作曲:酒井陽一
編曲:酒井陽一
オープニングスタッフ
コンテ:西田正義
演出:吉村文宏
作画監督:河口俊夫
レイアウト:瀬谷新二
原画:片山みゆき 中川航 斉藤圭太 篠原隆
青木一紀 中村路之将
監督:西田正義
制作:マッドハウス・手塚プロダクション
norito
[ 曲:8 映像:7 構成:7 総合:23 ]
激しく「和」を感じる曲調のボーカルにまたいかにも日本的な映像がうまくマッチしていると思います。全体的に盛り上がる部分の少ない構成なのですが、逆にこれはこれで映えるのが不思議。
[ 作品観:- ]
YoGAN
[ 曲:9 映像:7 構成:8 総合:24 ]
不治の病に蝕まれ、余命一年の少女が、残された時を過ごす物語…と勘違いするくらい、自然と四季が美しく、季節感に溢れてる。明るく・柔らかく・暖かい映像なのに、なんでこんなに切なく、悲しげなんだろう。
[ 作品観:- ]
KYOU
[ 曲:8 映像:7 構成:6 総合:21 ]
のどかな風景の映像、しっとりとした曲共に単体としては、いい出来なのだが、あまり合っていない感じがするので、構成面の評価が低くなってしまった。若干表現が違えばよかったか。
[ 作品観:- ]
斬九
[ 曲:9 映像:8 構成:9 総合:26 ]
何と言うか和風でスローテンポに流れていく曲が良い感じ。絵と合っているし、作品の雰囲気を感じ取れる良作。サビの部分は切ない感じがして泣きそうになる。ここから曲調少し変わるしね。
[ 作品観:- ]
なっぱ
[ 曲:6 映像:7 構成:6 総合:19 ]
スケッチブックが自然を作品の世界観を表現する手段として用いているのに対して、もっけではただの画面背景として描いています。故に画面の美しさのみが印象に残り、、肝心のキャラクターについて余り印象に残らないOPとなりました。
[ 作品観:- ]
rizing
[ 曲:8 映像:8 構成:7 総合:23 ]
世界を描いた映像が非常に綺麗。また、キャラクター以外を描いている間の取り方が非常にうまく、番組の世界観をうまく描いている。こんなにもキャラクターを描かないオープニングでいいのだろうか?(笑)
[ 作品観:- ]
トール鉄
[ 曲:8 映像:8 構成:8 総合:24 ]
まず美しい背景描写が目を引きます。特に日の光にこだわった映像に脱帽!心に響くサビの部分もGood! 反面、キャラ作画に関しては適当な気がします。
[ 作品観:- ]
KING
[ 曲:7 映像:9 構成:7 総合:23 ]
ヤバイよ、日本の四季ヤバイ!! この映像美はびっくりです。 いやー、風景に目を奪われますなぁ。 ただ、この物語はどういう内容なのかがよく分らないです。キャラも少なく、タイトルの意味からして不明。 そのせいもあって不思議なOPだ。
[ 作品観:- ]
まえちゃん
[ 曲:8 映像:9 構成:7 総合:24 ]
非常に「綺麗」で日本的な美しさを表現しているOPであると感じた。映像的な美しさでいえば今期で屈指であると言っていい。しかし、「もっけ」という作品のOPとしては何も感じ取れなかったのが残念に思えた。
[ 作品観:- ]
赤ねぎ
[ 曲:7 映像:8 構成:7 総合:22 ]
光とそれを利用した遠近感に驚嘆。また、自然の色が違和感なく表現されています。
ただ終盤の二人が走るシーンは必要ですか?
[ 作品観:A ]
もっけの舞台を美しくあらわしているかと。
今回は少なめですが、
YoGANの推奨作
NARUTO -ナルト-疾風伝 第2期
[ 曲:7 映像:8 構成:9 総合:24 ]
NARUTOは毎回テーマ性があって好きですが、今回は映像、特に奥行きを活かした組み立てが素晴らしかった。実写風味なCGのセンスも絶妙で、カメラの先に見える空間の広さと立体感、熱い映像に合わせた生き生きとした動画に目を奪われるばかりです。
[ 作品観:- ]
BLUE DROP~天使達の戯曲~
[ 曲:8 映像:9 構成:9 総合:26 ]
雄大の一言に尽きます。ストリングスの優しいメロディと、詩を朗読するようなSuara嬢の低音、余計なものがない曲はストレートに染みてきます。映像も細やかで、Aメロで海底、Bメロでは水面ときて、蒼空へと飛翔するサビの盛り上がりが異常。なにげにリヴァイアスを思い出したりも。
[ 作品観:S ]
最終回を見た後、泣けてきます…。
斬九の推奨作
ONE PIECE 第9期
[ 曲:9 映像:7 構成:9 総合:25 ]
格好良い曲調でテンション上がりますわ。久々に作品の雰囲気に合ったOPです。2分半弱と長いですが、上手く配分されていてそれほど感じないし、かなりの良作。
[ 作品観:S ]
昔のキャラクターが皆懐かしい……
トール鉄の推奨作
流星のロックマン トライブ
[ 曲:8 映像:9 構成:8 総合:25 ]
なんとサビまでは主人公でさえほとんど出番なし!続編ということもあるでしょうが、新たな敵キャラを冒頭に持ってくることで印象付けに成功しています。個人的にはスバルの肩に触れている委員長の手が気になって仕方ありません!
[ 作品観:A ]
女の子の作画が前作より全然可愛いよ!
BAMBOO BLADE
[ 曲:7 映像:6 構成:7 総合:20 ]
半分以上が本編からの流用ですが、剣道部という舞台のイメージ付けにも成功していると思います。特にキリノ先輩の練習シーンとかね!
[ 作品観:B ]
サヤ先輩はおっぱい大きいよね!
しおんの王
[ 曲:6 映像:7 構成:6 総合:19 ]
3人のヒロイン(?)が将棋の道に進むに至った経緯を見事に表現。もろにロック調のな曲も不思議なほどにマッチしています。けれど見所はムダに気合の入った沼田誠也の男キャラです!
[ 作品観:A ]
3人の内1人はヒロインじゃないわけだが…
まえちゃんの推奨作
BLUE DROP~天使達の戯曲~
[ 曲:8 映像:8 構成:8 総合:24 ]
GONZOはやればできる子。でも気まぐれなのでイマイチ評価されない子。このOPはSuaraの曲もいいし、映像からもスケールの大きさが感じられる。曲も映像もお互いに負けずにいいレベルで融合しており、もっと評価されていいOPだと思うんですが・・・。
[ 作品観:A ]
歌詞が作品とシンクロしていて身震いする。
1位 CLANNAD-クラナド-
[ 総得点:255 平均25.5(最高28-最低20) 曲:79 映像:94 構成:79 作品観:3.75 ]
2位 みなみけ
[ 総得点:245 平均24.5(最高27-最低20) 曲:79 映像:76 構成:84 作品観:3.50 ]
3位 灼眼のシャナⅡ
[ 総得点:242 平均24.2(最高28-最低20) 曲:78 映像:86 構成:78 作品観:3.25 ]
4位 げんしけん2
[ 総得点:239 平均23.9(最高28-最低15) 曲:74 映像:85 構成:77 作品観:2.25 ]
5位 ef - a tale of memories.
[ 総得点:233 平均23.3(最高28-最低14) 曲:76 映像:72 構成:79 作品観:3.50 ]
6位 スケッチブック ~full color's~
[ 総得点:232 平均23.2(最高26-最低17) 曲:77 映像:73 構成:79 作品観:3.00 ]
7位 しゅごキャラ!
[ 総得点:231 平均23.1(最高25-最低17) 曲:68 映像:77 構成:80 作品観:3.00 ]
8位 Myself ; Yourself
[ 総得点:229 平均22.9(最高27-最低16) 曲:77 映像:74 構成:78 作品観:3.50 ]
9位 もっけ
[ 総得点:228 平均22.8(最高26-最低19) 曲:80 映像:77 構成:71 作品観:3.50 ]
10位 家庭教師ヒットマンREBORN!
[ 総得点:225 平均22.5(最高25-最低19) 曲:71 映像:75 構成:76 作品観:2.00 ]
※30点×8人=240点満点
※赤色表示は部門の1位です。
※作品観はS=4 A=3 B=2 C=1にて点数付けして、合計値を記載人数で割った数値です(4点満点)
総評
京アニ強し!前々回のKanon、前回のらき☆すたに続いて三連覇。「ゲームのOPのようだ」とのコメントが多く、連なって人物紹介の一面が強いとの指摘がありながら、なお2位を10ポイント引き離しての王座。映像点でも1位に輝いた(10人で94点てことは4人が満点換算すか…)。作品のエッセンスが凝縮されるOPにおいて、特にそのクオリティが際立つようですが、京アニの牙城を突き崩す作品の登場も楽しみと思えてきます。
2位、みなみけ。引き離されたといっても、平均点では前回の1位を上回るポイントを獲得。ちょこちょこ顔を出すチビキャラの演出にも、好ましいコメントが寄せられ、点数を高めた原動力となった。構成点でもトップを飾る。曲と映像の一体感や、見ていて楽しい、とする声も多く、作品の看板として燦然と輝きを放っているよう。
3位、シャナ2。曲の疾走感、映像の良さに触れるコメント多数。多くのレビュアーが様々に良いところを見出しながら、同時にあと一味物足りない、との意見も見受けられた。秀作ながら一歩及ばず…といえども、それで24.2ポイント獲得しているのだから凄い。
4位、げんしけん2。最高点と最高点に大きな開きがあり、4位に食い込みながら、作品観は2.25と、やはり真っ二つに意見が割れた。こういう風に180°分かれる作品こそ、このレビューの本懐であり、興味深く見ていきたいところ。映像点もBEST3入り。
5位、ef。げんしけん以上に最高・最低点の差が大きい、話題作と言える今回の目玉。シャフトの、新房の、というスタジオの色が色濃く出た作風に触れるコメントも多く、紹介的な役割よりも、映像作品として確立しているような気配が漂う。
6位、スケッチブック。ほのぼの・ふわふわ、といった緩やかな曲、自然へのこだわりが好評。激しい動きがなくとも、印象に残る作品はあるんだと、OPの位置づけに幅を拡げてくれたようです。
7位、しゅごキャラ!スタンダードで良い、王道、とのコメント多し。曲も歌唱力は置いといて、作品と一体感があってやはり良いとの声が。ただ、標準的である分、どこか一点が突き抜けていなかった裏返しでもあるのか…。
8位、Myself ; Yourself。歌の勢のように伸びなかった。前半、後半でガラリと構成を変えたところが分岐点だったのか、その点について触れるコメントが良くも悪くも印象的。
9位、もっけ。この位置取りながら、なんと曲部門で一位に躍り出る驚異…なのに、曲に触れてるコメント少なっ!背景、風景の美しさに惹かれるレビュアーが多く、その裏で思わぬ評価が出ていた台風の目。
10位、REBORN!。10位といっても8位と0.4ポイント差。今回、下位ランキングも大いに健闘しているようです。イチオシを2人獲得し、ストーリー性、曲の軽快さも良いとする声が出ながら、点数的はシビア。これまた一つの評価ということで。
後記:
予選の段階で常連のレビュアーからは、本数の少なさもあって「今季は小粒か」「少々面白味に欠ける?」などといった声が上がっていたものの、蓋を開けてみれば皆それぞれに面白さを見出し、楽しんでいたようです。OPと一口に言っても、個性はそれぞれ。奥の深さを知る第二回でした。
追記:
大変に個人的なことですが、今回の対象作品において、とある共通点を見つけまして。
スカート舞いすぎる…。。
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